アジングは奥の深い釣りですが、比較的初心者でもチャレンジしやすいルアー釣りです。
釣り経験が全くない方でも、ジグ単を投げることができれば、人生初の魚と出会えます。
感度が命といわれるアジングですが、安いロッドだから釣れないということはありません。
そこでこの記事では「とりあえずアジングをやってみたい」という方を対象に、1万円以下の安いアジングロッドについて解説します。
初心者でも軽量なジグ単を投げやすい点に着目して、おすすめのロッドもご紹介します。
アジングロッドは安い・高いで何が違う?

アジングロッドは、数千円の安いロッドから7万円を超える高額なロッドまで幅広い価格帯で販売されています。
釣り経験のない方にとっては、同じような長さなのに「何が違うの?」と感じることも。
違いはいっぱいあるのですが、最も分かりやすいのはロッドの軽さです。
最近のアジングロッドは、安くても軽いものが多くなってきましたが、高いロッドはさらに30~40%軽量化されています。
先重り感も少ないので、軽量なジグ単を繊細に操作でき、アタリの分かりにくい居食いも掛けにいけます。
安いロッドは、どうしても違和感の中からアタリだけを見分けるのが難しく、シビアなコンディションでは釣果に差がつくことも。
ただし、高いロッドだから釣れるという保証はなく、最後は腕と運次第というのが私の考えです。
ぶっちゃけると、大きい群れが入ったときはアジが競うように餌を捕食するので、安いロッドでも差が出ません。
1万円以下の安いアジングロッドはダメ?

1万円以下の安いアジングロッドは「重い」「感度が悪い」などと表現されることが多いのは事実です。
3万円前後で販売されているミドルクラスのロッドに比べれば、重さと感度の悪さは隠し切れません。
しかし、安いアジングロッドだから釣れないという訳ではなく、上位機種のような使い心地のよさが少ないだけです。
そもそも、釣り初心者がロッドの良し悪しを見分けることなんて不可能です。
はじめて魚釣りを始める方は、途中で飽きることもあるので、1万円以下のアジングロッドで気軽にはじめてみるのもよいでしょう。
私も、はじめてロッドを購入したときは、「安さ」と「見た目」だけで判断しました。
ただし、少しでもルアー釣り経験のある方は、釣りが嫌になる可能性は低いのでコスパよいロッドを選ぶべきです。
不満なく長く使えるので、2~3万円のミドルモデルを購入しても損はないでしょう。
安いアジングロッドを10年使ってみた

実は私、近所の釣り具屋でリールとセット販売されていた安いアジングロッドを10年以上使用しています。
もちろん、メインロッドではありませんが、仕事帰りにぷらっと1時間だけ釣りに行く時に使っています。
水洗い・乾燥のみのメンテナンスですが、ガイドが外れたり、折れたりすることはなく今でも現役です。
サビキ釣りに使ったり、重いジグヘッドで根魚を狙ったりと、適正ルアーウェイトも無視した使い方をしています。
折れるまで使い倒すつもりですが、全く壊れないので手放す機会がありません。
安いロッドでアジングしていると、初心者という目で見られますが、見返すように爆釣する快感すら覚えるようになりました。
上級者の方も、あえて安いアジングロッドを使ってテクニックでアジを釣る楽しみを、ぜひ体験してください。
安いアジングロッドの選び方

有名ブランドのロッドを選ぶ
アジングロッドは、ネットショップで海外製の得体のしれないロッドも販売されています。
海外製だからダメとは言い切れませんが、聞きなれないメーカーのロッドはやめた方がいいです。
数千円のアジングロッドを子供用に購入したことがあるのですが、ガイドがまっすぐ並んでいませんでした。
仕上げも超雑で、数回しか使っていないのにガイドがポロリ…と釣り場でとれた経験があります。
そのため、アブガルシアやメジャークラフトなど、安くてもよいロッドを販売しているメーカーから選ぶことが大事です。
汎用性が高いロッドを選ぶ
安いアジングロッドに軽さや感度を求めるのは無理があるので、思い切って汎用性の高さを求めることが大事です。
食い込みのよいティップとスムーズに曲がるブランクスを組み合わせたロッドなら、アジング以外の釣りでも使いやすいでしょう。
たとえば、アブガルシアの「SALTYFIELD(SFS-662UL)」なら、メバリングをはじめとするライトゲームを1本でカバーできます。
ダイワの「AJI MEBARU X(510UL-S)」を選べば、アジングがオフシーズンのときにエリアトラウトやプールトラウトでも使えます。
万が一、アジングが自分に合わないと感じた時でも、使い倒せるので購入したロッドが無駄になりません。
投げやすいロッドを選ぶ
初心者にとっては、感度よりもアジがいる場所へ正確に何度も投げられることの方が大事です。
張りの強いロッドは感度が高く、レスポンスよく掛けにいけますが、投げにくいデメリットも存在します。
そのため、メジャークラフトの「ファーストキャストAJING(FCS-S642AJI)」のような中弾性カーボンを使用したロッドがおすすめです。
アジを掛けた後は、ロッドがスムーズに曲がるので口切れを防ぎながらアジを寄せられます。
安いアジングロッドおすすめ5選
定価1万円の安いアジングロッドの中から、使えるロッドを5本厳選しました。
アジングを中心に、メバルやカマス、メッキなども狙いたい方にはアブガルシアの「SALTYFIELD(SFS-662UL)」がおすすめです。
とにかくお金をかけたくない方には、アズーロの「ファーストチョイス AJI(692)」をおすすめします。
【アブガルシア】SALTYFIELD(SFS-662UL)
汎用性が高くライトゲームを遊びつくせる1本
モノトーンで統一されたデザインが非常にスタイリッシュで、安いロッドにはあまり見られないかっこよさが魅力的なロッドです。
粘りがあり、非常にしなやかなロッドですので投げやすく、これなら初心者の方でも飛距離を稼げます。
キンキンのファストテーパーではないので、汎用性も高くアジングを中心にメバルやカマス、メッキも狙えます。
感度に関しては、難なくアジのアタリが取れるレベルですが、この価格帯のロッドの中では1番感度が高いロッドです。
【メジャークラフト】ファーストキャストAJING(FCS-S642AJI)
メジャークラフトのエントリーモデル
テーパーはレギュラー寄りのファストテーパーに仕上げられているので、初心者でも投げやすい点が魅力のロッドです。
ブランクスには中弾性カーボンを使用しているので、アジとのやり取りもクッション性を武器にできます。
友人のロッドを借りて、ジグ単をリフト&フォールしてみましたが、ブレの収束も意外と早かったです。
先重り感はありますが、しっかりティップが付いてくるので、シャープな印象が残るロッドでした。
【プロマリン】レジェスタアジ(60L)
食い込みの良いソリッドティップを採用
安いロッド特有の重たさが気になるアジングロッドですが、とりあえずアジングをはじめたいならこれで十分です。
食い込みのよいソリッドティップを搭載しているので、バイトも弾きにくく扱いやすいロッドです。
MAX7gまで投げられるので、プラグやマイクロメタルジグを使ってアジング以外のライトゲームも楽しめます。
ガイドの取り付けも丁寧で、メンテナンスを怠らなければ長く使える点も魅力です。
【ダイワ】AJI MEBARU X(510UL-S)
クセがなく使いやすい本格的なアジングロッド
実売価格1万円以下という条件で安いロッドをお探しの方は、このロッドを購入すれば間違いありません。
今回ご紹介しているロッドの中では1番高価なロッドですが、実釣性能は比べ物にならないほど高いです。
軽さ、操作性、感度などアジングに求められる性能を十分に満たしています。
この安さでKガイドとBRAIDING Xが付いているなんてコスパ最強といっても過言ではないロッドです。
スペックはイプリミに似ているので、アジングがオフシーズンのときは、ぜひエリアトラウトでもご使用ください。
【アズーロ】ファーストチョイス AJI(692)
はじめてのアジングにちょうどいいロッド
アジングは「感度が命」といわれる釣りですが、ジグ単を上手く投げられなくては釣りになりません。
このロッドは、リリースポイントが広いので、釣り経験がない方でもジグ単をスムーズに投げられます。
ティップも柔らかいものを採用しているので、食い込みがよく掛けるタイミングも掴みやすい仕上がりです。
定価5,000円以下で購入できるため、「お金をかけずにアジングにチャレンジしたい」という方におすすめします。
まとめ
アジングは1万円以下の安いロッドでも気軽に楽しめる釣りですので、ルアー釣り入門に最適です。
汎用性の高いロッドを購入しておけば、メッキやカマスだけでなくエリアトラウトの釣りもカバーできます。
「安いロッドだから釣れない」ということはないので、ぜひアジングにチャレンジしてみてください。
