アジングは奥が深い釣りですので、経験値が増えてくると自分が目指す釣法も確立し、より高いゲーム性を求める傾向がみられます。
ダイワやシマノも上級者向けのロッドを販売していますが、超上級者は物足りなさを感じるのも事実です。
そこでこの記事では、超上級者の方にこそ使ってもらいたいティクトのアジングロッドをご紹介します。
特徴やおすすめのロッドもご紹介しますので、キャストから掛けに至るまでの圧倒的シャープさを体感してください。
ティクトはアジングのパイオニア的メーカー

ティクトは、アジング・メバリング用品に力を入れている釣り具メーカーです。
特にアジングにおいては、パイオニア的メーカーとして知られており、ロッド以外にワームやジグへッド、ラインなども販売しています。
アジングで人気のエステルラインを先駆けて発売したメーカーという印象をお持ちの方も多いことでしょう。
私も、はじめて使ったエステルラインはティクトの「ジョーカー」でした。
ロッドに関しても、極細0.65mmカーボンソリッドティップを搭載したロッドを開発。
他にも長嶋博雅(通称アジガミ)監修モデルのロッドも発売したりと、他のメーカーにはない斬新なアイデアを取り入れています。
このように、ダイワやシマノのような知名度こそないものの、アジングの分野では常に新しさを求めて開発を進めているのがティクトの魅力です。
ティクトのアジングロッドは9シリーズ
| シリーズ | ラインナップ | 特徴 |
|---|---|---|
| Kagiroi | MSR-56IT”Kagiroi”- | 手返し重視のパワーモデル |
| UTR | UTR-55FS-T2 “Chosen One” UTR-58XS-T2 “Blow Out” | 超高弾性カーボンブランクスを使ったパッツン系ロッド |
| Amateras | MSR-62XSS”Amateras”- | 壱岐島の漁師アングラー長嶋博雅(通称アジガミ)監修モデル |
| MSR | MSR-63AP”d-spec” MSR-72AP”d-spec” | 感度重視の即掛けモデル |
| MasterPiece | UTR-61FS-T2 MasterPiece UTR-61HS-T2 MasterPiece | 突き詰めた感性と、際立つキレ味が魅力のレーシングスペックロッド |
| The Answer | UTR-68-TOR The Answer | アンダー1gのジグ単を自在に操作できるフィネスロッド |
| Swingman | UTR-58T-one-TOR”Swingman” | 究極の軽さと操作性を手に入れたチューブラーティップロッド |
| Caro | UTR-75Tcaro-TOR | Mキャロを操るための究極アジングロッド |
| EXR | EXR-57S-Sis EXR-60S-Sis EXR-64S-Sis EXR-66T-Sis EXR-68S-Sis EXR-611S-Sis EXR-73S-Sis EXR-73T-Sis EXR-77S-Sis EXR-82T-Sis | 中級者でも比較的扱いやすいシリーズ |
ティクトのアジングロッドは、すべてピーキーで上級者向けとなっています。
「EXR」なら何とか中級者でも使いこなせますが、ロッドの扱いに慣れていない方は、絶対に苦労します。
私は、アジング以外の釣りもそれなりに経験してきましたが、ピーキーさに驚きを隠しきれませんでした。
ただし、使いこなせる腕さえあれば、どのようなシーンでもアンダー1gのジグ単を思い通りに操作できます。
こういうロッド作りは、ダイワやシマノ、メジャークラフトは絶対に真似できません。
自分の釣りが確立し、とにかく専門性を求めるストイックな超上級者なら絶対に満足できるでしょう。
ティクトのアジングロッドはここが凄い!
先径0.6㎜のカーボンソリッドティップを実用化

感度と軽さを向上させるため、先径の細いカーボンソリッドティップを搭載するアジングロッドが増えてきました。
高弾性化も進み、「ソリッドティップは感度が悪い」という言葉を耳にすることも減ってきました。
多くのメーカーは0.9㎜程度のティップを採用していますが、ティクトは0.6㎜の細さを実用化しています。
手にすると「本当に折れない?」と感じる細さですが、アジとのやり取りで折れるようなことはありません。
潮の流れやアンダー1gのジグ単から伝わる荷重変化をよりダイレクトに伝えてくれる素晴らしいティップです。
繊細なのにパワーがある

ティクトのアジングロッドは、どれも先調子の繊細な仕上がりになっていますが、ベリーからバットにかけてはパワー重視の設計となっています。
上級者が好むパッツン系の仕上がりとなっており、アタリを感じたときには、レスポンスよく掛けにいけます。
手首を返すだけでフッキングできるので、地合いが短い尺以上のアジを狙う時でも手返し重視で数を伸ばせる点が強みです。
これだけパワーがあるのに、追従性が高く口切れが防げるのは、ティクトのアジングロッドだけでしょう。
はじめて手にした方は、相反する性能を上手く融合させた技術力に驚くはずです。
専門性を追求している割にお値段は良心的

ティクトのアジングロッドは、上級者が求める専門性を追求するため、すべてのパーツにこだわりが感じられます。
しかし、ハイエンドモデルの「MasterPiece」であっても定価は6万円ほどで販売されています。
最も安い「EXR」は、3.5万円前後で購入できる点は、利用者にとってありがたいポイントです。
シマノの「ソアレ リミテッド」は8万円以上、ダイワの「月下美人EX」が6.6万円以上である点を考えると、決して高いロッドとは言い切れません。
専門性を追求しているアジング上級者にとっては、むしろリーズナブルな価格と感じることでしょう。
画像引用:TICT -ティクト-
ティクトのアジングロッドおすすめ5選
ティクトが販売している9シリーズのアジングロッドの中からおすすめのロッドを5本ご紹介します。
ジグ単から小型ジグ、プラグまで使える汎用性の高さを求める方には「SRAM Amateras (MSR-62XSS)」がおすすめです。
ジグ単の釣りに特化したロッドをお探しの方には「SRAM(UTR-55FS-T2)」をおすすめします。
【ティクト】SRAM Amateras (MSR-62XSS)
長嶋博雅(通称アジガミ)監修モデル
ジグ単から小型ジグ、プラグまで使える汎用性の高さが魅力的なアジングロッドです。
壱岐島をホームとするアングラー・長島博雅さん(通称アジガミ)の監修モデルとして発売されています。
エクストラファーストアクションのロッドに仕上げられているため、操作性と感度は抜群。
この1本があれば内湾のシャローエリアから外湾のディープエリアまで幅広く攻められます。
強度、パワーも一般的なアジングロッドより強めに設計されているため、40オーバーのアジをぶっこ抜いても折れません。
【ティクト】SRAM(UTR-55FS-T2)
手の延長かのようにジグ単を操る究極のフィネスロッド
限界ともいえる0.6mmのファインソリッドティップを搭載することで、他のロッドでは実現できない感度を得たアジングロッドです。
まるで手の延長かのようにアンダー1gのジグ単を操作できるので、はじめて手にした方は感動するはずです。
アジのいるレンジを正確に刻み、アタリがあれば即フッキングする理想的なアジングが実現します。
自重150g前後のリールを組み合わせると、ロッドバランスがベストな状態になり、さらに操作性がアップします。
【ティクト】SRAM(EXR-60S-Sis)
豆アジのアタリも大きく響く!
ブルカレⅢと似た感じの印象を受ける外見ですが、ティップがより細く繊細に作られています。
手にした感触は、パリッとしていますがベリーまでスムーズに曲がるので、パッツン系特有の使いにくさはありません。
0.2~1gのジグ単を使って、豆アジを狙うと、驚くほどアタリが大きく響きます。
風が吹いている状態でも、1gのジグ単を思い通り操作できる点は、非常にありがたいポイントです。
グリップ形状は独特な形をしているので、好みが分かれるかもしれませんが、私は握りやすいと感じました。
【ティクト】SRAM MasterPiece(UTR-61FS-T2)
上級者向けのチューニングモデル
極限までブランクス・ティップを軽量化することで、究極の感度と軽さを実現したアジングロッドです。
ドラグを締めて鬼アワセすると折れるほど繊細なロッドですので、上級者にしかおすすめできません。
こだわりのワンピース設計となっており、キャストから掛けに至るまでの圧倒的シャープさは、まさに最高峰。
カリカリにチューニングにした使い手を選ぶロッドをお探しの方なら、間違いなく満足できます。
【ティクト】SRAM(UTR-75Tcaro-TOR)
キャロを使える遠投モデル
張りのあるブランクスと7.5ftの長さを組み合わせることで、遠投性をアップさせたロッドです。
反響感度を増幅させるチューブラーティップを搭載しているので、深い場所のアタリもしっかり捉えることができます。
Mキャロ専用ロッドとして販売されていますが、フロートを使ったアジングにも適しています。
魚を掛けると粘り強いブランクスが、じっくり動きを制御してくれるので大物狙いにもおすすめの1本です。
まとめ
ティクトのアジングロッドは、パリッとした仕上がりのロッドが多いので、上級者におすすめします。
感度と操作性の高さを引き出すテクニックがあれば、シビアな状況も楽に攻略できます。
超極細ティップセクションが生み出す繊細な釣りを、ぜひ体験してみてください。
