アジングロッドの硬さ(パワー)は「UL」「L」「ML」に分類されます。
これからアジングをはじめる方は、使用頻度の高いルアーも分からないので、どの硬さを選ぶべきか迷ってしまいます。
そこでこの記事では、アジングでメインとなるジグ単の釣りに最適なULパワーのアジングロッドについて解説。
メリットやデメリット、おすすめのロッドもご紹介しますので、参考にしてください。
結論を先に述べると、最初の1本をお探しの方は、ULパワーのアジングロッドを選べば間違いありません。
ULパワーのアジングロッドを使うメリット

ULパワーのアジングロッドは、ティップが非常に柔らかいのでアンダー1gのジグ単も反発力を生かして投げられます。
さらに、潮の流れが荷重変化として現れやすいため、アジが居る場所を探しやすいメリットも生み出します。
最近は、反発力の強いハードソリッドティップを搭載するロッドも増えてきました。
パワーのあるロッドは、バイトを弾きやすいのですが、ULパワーのロッドは柔軟性も高いのでスムーズにフックをアジの口へ届けてくれます。
ラインを張った状態でも、ティップがクッションの役割を果たし、アジが違和感を覚えるまでの時間を稼ぎます。
そのため、相手が豆アジだったとしても、スリリングなアジングを楽しめる点も大きなメリットです。
このようにULパワーのアジングロッドは、軽量なジグ単を使った繊細な釣りに特化したパワーといえます。
ULパワーのアジングロッドを使うデメリット

柔らかいティップを搭載したULパワーのアジングロッドは、ジグ単の釣りに特化しており、5g以上のルアーを使いにくいデメリットが存在します。
適正ルアーウェイトが5gのロッドでも、5gのルアーを使うとティップが入り過ぎて感度が低下します。
幅広いウェイトのルアーを投げてアジングを楽しむ汎用性は見込めないので、1本のロッドで遊び尽くす釣りには適していません。
またショートロッドはパッツン系になる傾向も強く、オリムピックの「23 グラファイトリーダー コルトUX(GCORUS-482UL-HS)」は、超じゃじゃ馬ロッドです。
ある意味の楽しいロッドですが、アタリは取りやすく乗せにくくバラしやすい仕上がりです。
そのため、ショートロッドは上級者向けになってしまう点も見逃せないデメリットといえます。
ULパワーのアジングロッドは最初の1本におすすめの硬さ

初心者がアジングをはじめる場合、はじめに向かうのは漁港や港の常夜灯周です。
いきなりサーフや沖堤防からアジを狙う強者に出会ったことはありません。
そのため、1g前後のジグ単を投げやすいULパワーのアジングロッドは、最初の1本におすすめの硬さといえます。
6ft後半のエントリーモデルのロッドを購入すれば、ラインのテンション管理もしっかり学べます。
ジグ単の操作に慣れてきたら、アンダー1gのジグ単にチャレンジすることもできる硬さです。
また、初夏から群れで回ってくる豆アジが相手でも、食い込みがよいのでオートマチックにフッキング。
掛けた・バレたを楽しみながら、アジングの醍醐味が分かってくるので、これからアジングをはじめる方は、ULパワーを選べば間違いありません。
ただし、1本のロッドで様々な釣りを楽しみたい方は、幅広い重さのルアーをン上げられるLパワーがおすすめです。
ULパワーのアジングロッドの選び方

長さ
初心者には投げやすくやり取りもしやすい6ft前半の長さをおすすめします。
ティップの振り幅も大きいので、ラインのテンション管理をしっかり身に付けることができます。
中級者・上級者は、ラインの扱いやジグ単の投げ方をマスターしているので、5ft以下のショートロッドがおすすめです。
ULパワー特有の繊細さを武器に食い渋るアジの分かりにくいアタリもしっかり見分けて掛けにいけます。
ティップ
ティップは食い込みのよいソリッドティップを選べば、掛けるのが難しい豆アジも攻略できます。
ただし、ハードソリッドティップは感度が高い反面、反発力が強いので掛けにいくタイミングは難しいというデメリットが存在します。
初心者は、掛け調子と乗せ調子のバランスがよいロッドを選択することが大事です。
テンリュウの「ルナキア(LK532S-ULS)」のようなロッドが、条件に該当し掛けと乗せの釣りを1本で楽しめます。
ロッドの軽さやバランス
URパワーのアジングロッドは、ジグ単専用と割り切って使うことをおすすめします。
そのため、ロッドの軽さとバランスは無視できない要素ですので、必ず確認しておくことが大事です。
30g台の超軽いロッドも販売されていますが、5ft台で40g、6ft台で50gのロッドでも十分な軽さといえます。
自重も大事ですが、リールをセットしたときに重心が手元にくることはもっと大事です。
先重り感がなくなるので、やや重いロッドであっても実際は軽く感じて操作性の高さを体感できます。
ULパワーのアジングロッドおすすめ5選
ULパワーのアジングロッドの中から感度が高く操作性の高いロッドを厳選してご紹介します。
初心者には乗せ調子に仕上げられたメジャークラフトの「鰺道1G(AD1-S622UL)」をおすすめします。
上級者には掛ける技術とやり取りする技術が求められるオリムピックの「23 グラファイトリーダー コルトUX(GCORUS-482UL-HS)」がおすすめです。
【メジャークラフト】鰺道1G(AD1-S622UL)
追従性の高いソリッドティップを搭載
反発力が強いティップではバイトを弾いてしまうような微かなアタリに対応できる追従性の高いソリッドティップを搭載しています。
その真価は豆アジ釣りで発揮され、オートマチックにフッキングへと持ち込めます。
初心者でもアジングの醍醐味を味わえるため、最初の1本にもおすすめのロッドです。
ガイドコンセプトやグリップ設計などエントリーモデルのロッドとは思えない本格仕様となっている点もおすすめのポイント。
経験者のサブロッドとしても納得させる実釣性能を秘めた、コスパ最強の1本です。
【オリムピック】23 グラファイトリーダー コルトUX(GCORUS-482UL-HS)
上級者におすすめのパッツン系ロッド
パッツン系のショートロッドですので、アタリは取りやすく乗せにくくバラしやすい仕上がりです。
このロッドを使いこなせれば、掛ける技術と取り込む技術が格段に上がります。
実際、このロッドを使ってから「鰺道1G」のような乗せ調子のロッドを使うと掛けた後にバラすことがほとんどなくなりました。
0.8~1.0gのジグ単を潮に馴染ませながらリフト&フォールさせる釣りなら、間違いなく確変状態。
非常に魅力的なロッドですので、1度手にすると尖った性能がデメリットに感じても手放したくはならないでしょう。
【ダイワ】月下美人MX(510UL-S・N)
ミドルクラスとは思えないほど実釣性能が高い!
ハードソリッドを搭載していますが、バイトを弾くような硬さではなく、乗せの要素も残した弾力のあるティップです。
前モデルも使っていましたが、アジの引きを追従してくれる性能がアップしており、やり取りが楽になりました。
使いやすいジグヘッドの重量は0.8~1.5g、風のない日は0.4gといった感じです。
尖った性能はないものの実釣性能は高い仕上がりとなっているため、エントリーモデルからのステップアップにおすすめします。
【テンリュウ】ルナキア(LK532S-ULS)
掛けと乗せのバランスがよいアジングロッド
柔軟性の高い極細ソリッドティップを搭載しているため、フォール中にくるような繊細なバイトを積極的に掛けてもいけます。
掛けと乗せのバランスが非常によいため、どんなシーンでも「何とかなる」と思えるほど使い勝手のよい仕上がりです。
アンダー1gのジグ単でも、しっかり重みを感じながら操作できるので、ショートロッドデビューにもおすすめ。
ジグヘッドの微細な変化がまだ分からないという方は、ぜひティップにでるアタリで掛けにいってください。
本当に使いやすいショートロッドってこんなロッドなんだと感心するほど完成度が高い仕上がりです。
【シマノ】ソアレ SS アジング(S58UL-S)
片手でも投げやすいショートロッド
グリップが短いので、基本的に片手でのキャストとなりますが、長いソリッドティップのおかげでタメが効き投げやすいロッドです。
キャストに自信がない方でも0.4gのジグ単を気軽に投げられるので、最初の1本にもおすすめします。
感度に関しては潮流の変化を感じられ、居食いのアタリもしっかり手元に伝わる高感度な仕上がりです。
フッキングに関しては、アタリかよくわからない違和感も聞き合わせでフッキングできる感じです。
私は、中級者が求める使いやすさを追求したロッドという印象が残りました。
まとめ
UPパワーのアジングロッドは、アジングで最も使用頻度が高いジグ単の釣りに適した硬さです。
バイトを弾きにくい柔軟なティップを搭載しているため、豆アジの攻略にもおすすめ。
最初の1本をお探しの方は、とりあえずULパワーのアジングロッドを購入しておけば間違いないでしょう。
