アジングを極める上級者は、より軽く、より感度の高いロッドを求める傾向がみられます。
ミドルモデルのロッドでも十分な性能を秘めていますが、上級者にとっては決して満足できる性能ではありません。
値段を度外視してでも理想的なアジングロッドを購入したいと考えている方も多いはずです。
そこで今回は、上級者も納得できる最高峰の高級アジングロッドをご紹介します。
購入する機会があれば、ぜひアンダー10アジングのマニアックなゲームをお楽しみください。
ハイエンドモデルのアジングロッドがもつ特徴
| ハイエンドモデルの特徴 | 初心者の印象 | 上級者の印象 |
|---|---|---|
| 張りが強い | 投げにくい | 操作性が高い |
| 性能が尖っている | 選定ミスが起きやすい | 自分の釣りスタイルにマッチ |
| 感度が高い | 情報量が多すぎて頭がパニック | 得られた情報を元に戦略を練ることができる |
アジングをはじめて少し腕が上達すると、知識も増えてくるので高級ロッドに対する憧れも湧いてきます。
自分が使っているロッドメーカーが、最高峰モデルを手にしたいという気持ちになるのは、釣り人あるあるです。
ハイエンドモデルの特徴を見てくと、上級者は使いやすく初心者が使いにくいと感じる理由が見えてきます。
張りが強い
ハイエンドモデルのアジングロッドは、上級者が求める繊細な操作性を追求するため、高弾性のティップを搭載する傾向がみられます。
軽量なジグ単をレスポンスよく操作し、ピタっと止めてアタリがあればすぐアワセを入れられる仕様になっています。
大物を浮かせるパワーを維持するため、バットは硬く先だけが柔らかいピーキーな仕上がりです。
こういうロッドは、リリースポイントが狭いので、初心者にとっては「投げにくいロッド」といえるでしょう。
キャスト技術のある上級者だけが、操作性の高いよいロッドと感じるはずです。
性能が尖っている
エントリーモデルのロッドは、アジングの楽しさが分かるように、汎用性を重視して設計されています。
一方、ハイエンドモデルのアジングロッドは、上級者が求める専門性を重視しているので、1つの釣法のみ100点の仕上がりです。
たとえば、クリアブルーの「Crystar56FinderXtech」は、超ジグ単専用ロッドなどと呼ばれています。
自分の釣りスタイルにマッチしていれば、最高の相棒となるのですが、釣りスタイルが確立していない初心者は選定ミスが起きることも。
1本5万円以上するアジングロッドを購入して、選定ミスは痛すぎます。
そのため、ハイエンドモデルを購入する方は、自分の腕に見合っているのか、よく考えることが大事です。
感度が高い
ハイエンドのアジングロッドは、メーカーの最新技術と高級パーツを組み合わせて作られています。
最高峰の名にふさわしい感度を有しており、アンダー1gのジグ単が1g以上のジグ単に感じるほど感度が高いです。
上級者は、得られた情報を元に様々な戦略を練って食い渋る状況も克服し、貴重な1匹を手にすることができます。
しかし、初心者は得られる情報が多くても、経験値が少ないので役立てることはできません。
逆に情報量が多すぎて、混乱が間違った選択につながることも少なくありません。
釣りスタイルを確立してからハイエンドモデルを購入することが大事

アジングに限らず、釣りは高いタックルを揃えれば釣果がアップするものではありません。
まずはエントリーモデルを使って腕を磨き、ミドルモデルのロッドにステップアップして自分の釣りを確立することが大事です。
ジグ単が主体のアジングですが、食わせ方、狙うサイズなど自分好みの釣りスタイルを確立することを優先してください。
そして、ロッドに求める性能が明確になった段階でハイエンドモデルを購入すれば、思い通りの釣りを展開できます。
「高級ロッドへの憧れ」「最高峰のロッドなら感度が高い」など、漠然としたイメージだけで購入することはおすすめしません。
使いやすさという点では、間違いなくミドルモデルの方が上ですので、逆に使いにくいロッドという印象で終わります。
上級者×ハイエンドモデル 最強!

ハイエンドモデルのアジングロッドは、まるでレーシングカーのような仕上がりです。
1つの目的を果たすために作られたロッドが多いので、自分の釣りスタイル合わなければ使いにくいだけのロッドです。
性能を引き出すためには、腕も必要となるので、上級者にしか使いこなせません。
ダイワやシマノが販売している最高峰のロッドは、高級感のある見た目に仕上げられており、比較的扱いやすい点が魅力です。
一方、ティクトやクリアブルーのロッドは、クセが強くピーキーな一面もみられます。
特にティクトのロッドは、エキスパート中のエキスパートだけが扱えるピーキーすぎる高級ロッドです。
感度も高くハイレスポンスな仕上がりですが、キャスト技術がない方は使いこなせません。
ただし、このようなハイエンドモデルを使いこなすと得られる情報が莫大なので、シーンに合わせた戦略を練ることも可能です。
ワームをカジカジしてフックが口元に届く激渋シーンも攻略して、1人勝ちできることも少なくありません。
実際、プロのような腕・経験値をもつ上級者が、ハイエンドモデルの性能を引き出し、攻略法を見つけてポンポンとアジを掛けるシーンに何度も遭遇しました。
それを横目でチラチラ見ながら、真似して自分も美味しい思いをしたのは、ここだけのお話です。
ハイエンドモデル買うならジグ単特化ロッドをおすすめします

ハイエンドモデルのアジングロッドは釣法に合わせた長さ、硬さが用意されていますが、ズバリおすすめはジグ単特化モデルです。
ジグ単は、アジングにおいて欠かせないメインの釣法ですので、どんな釣り場でも活躍します。
ミドルモデルでは違和感だと思っていたアタリも、アミが溜まるわずかな潮流変化も見逃しません。
繊細なジグ単の釣りだからこそ、ハイエンドモデルのアジングロッドを購入する価値があります。
ハイエンドモデルを手にしたらアンダー10アジングにチャレンジ!

シーバスやチヌなどを狙う釣りでは、大物が勲章となりますが、アジングにおいては10cm以下の豆アジが勲章になることもあります。
極小豆アジは「アンダー10」と呼ばれており、尺アジを釣るよりも難易度が高く、熱狂的なファンも多くいます。
このアンダー10を攻略するには、キンキンに研ぎ澄まされた感度が必要となるのでハイエンドモデルが最適です。
使いこなすことができれば、前アタリを感じて掛けにいくスリリングなゲームを楽しめます。
尺アジ狙いなら、ミドルモデルのロッドでも十分ですが、アンダー10を征するためにはハイエンドモデルが必要というのが私の考えです。
サビキ釣りなら簡単に釣れる10cm以下の豆アジですが、ワームで狙うと難易度MAX。
ついばむ様なバイトを狙って掛けられたときの喜びは言葉にならないでしょう。
ハイエンドなアジングロッドおすすめ5選
アジングの基本となるジグ単を思い通りに操作できるおすすめのハイエンドロッドをご紹介します。
キンキンの感度を武器にして得られる情報から戦略を立てれば、アンダー10や激渋シーンの攻略も可能となります。
究極のジグ単ロッドをお探しの方には、クリアブルーの「Crystar56FinderXtech)」がおすすめです。
【クリアブルー】Crystar56FinderXtech
究極のジグ単専用アジングロッド
唯一無二の先端径0.5mmのソリッドティップが特徴的な高級アジングロッドです。
友人に借りて0.5gのジグ単を投げたのですが、あの衝撃的な感度は今でも忘れていません。
間違えて1gのジグ単をセットしたかと思うほど、水の中の動きがハッキリ手元に伝わりました。
とにかく感度の高い高級アジングロッドをお探しの方なら、間違いなく満足できる仕上がりです。
最高峰の名にふさわしいパーツ、素材を使うだけでなくバランスもしっかり考えられた実釣性能の高い1本です。
【ダイワ】月下美人EX(66L-S ~凛RIN~)
ジグ単で沖を回遊するアジを狙う方におすすめ
1.5gのジグヘッドを20~30m飛ばしてしまう遠投性が、このロッドの強みです。
さらに月下美人史上最強の感度を有しているので、遠くのアタリもタイムラグなく掛けにいくことができます。
私はPE0.15号をリールに巻いて使用していますが、モノフィラ系ラインよりもスパっとアワセを入れられるのでお気に入り。
手にした瞬間、ハイコスパロッドとの違いが判るので、はじめて高級なアジングロッドを購入する方でも満足できるはずです。
【シマノ】ソアレ リミテッド(S58UL-S)
乗せと掛けのバランスを追求した最高峰のアジングロッド
やや張りの強いロッドですが、十分な柔軟性を確保しているので、乗せと掛けのバランスがよい仕上がりです。
キャストするときにロッドが曲がる感じは少ないものの、0.4gのジグ単もストレスなく投げられます。
エクスチューンの「S58SUL-S」よりも張りが強いので、アクションは大きくなりがちですが、使っているうちに慣れます。
感度に関しては圧倒的とはいえないものの、高級ロッドらしい感度の高さを実感できるでしょう。
私の印象としては、感度よりも操作性、投げやすさを追求した高級ロッドです。
【サーティーフォー】スペシャライズ (SFR-65)
マヅメの釣りに特化した特別なロッド
夕マヅメのアジをアクションで食わせることに特化したサーティーフォーの高級アジングロッドです。
1~3gの比較的重いジグ単もレスポンスよく操作できる点が、このロッドの強みです。
ティップのブレが非常に少なく、アクションを加えた後はピタっと止まるので、すぐにアタリを感じられる体制が整います。
また、アジングロッドとは思えないバットパワーに仕上げられているので、思わぬ大物を掛けても余裕でやり取りできます。
【ティクト】SRAM (UTR-61HS-T2 MasterPiece)
エキスパート中のエキスパートだけが扱えるピーキーな高級ロッド
高弾性カーボンをふんだんに取り入れたハイレスポンスモデルですので、ピーキーな仕上がりとなっています。
エキスパート中のエキスパートでなければ、使いこなせないレーシングカーのようなロッドです。
突き詰めた感度、際立つ切れ味は、このロッドでしか体験できない特別な世界。
微かなアタリも手首だけで簡単にフッキングできるレスポンスのよさに驚きを隠せません。
ただし、リリースポイントが狭いので、キャスト技術に不安な方は慣れるまで時間がかかるでしょう。
まとめ
ハイエンドモデルのアジングロッドは、使用目的が明確になった上級者におすすめのロッドです。
しっかり使いこなす腕と経験値があれば、新しいアジングの世界を切り開くことができます。
大物ではなく、難易度MAXのアンダー10を攻略するのも面白いでしょう。
