アジングロッドは2ピースロッドが主流ですが、最近はパックロッドも増えてきました。
携帯性に優れているため、自転車やバイクで釣りに出掛けるときに便利です。
収納スペースを圧迫しない点も強みであり、自宅の収納場所が限られる方にも人気です。
しかし、パックロッドは「感度が悪い」「重い」というイメージからアジングには適さないと考える方も少なくありません。
そこでこの記事では、上級者も納得できるハイエンドなアジング専用パックロッドについて解説します。
選ぶポイントやおすすめ商品をご紹介しますので、ロッド選びの参考にしてください。
アジング用パックロッドの進化が凄い

アジング用パックロッドは、3~5本のピースをつなげる設計となっているため、つなぎの部分が支点となりスムーズに曲がらない印象を受けます。
さらに、継ぎ数が増えるのでブランクスが太くなり、アジングに求められる軽さが実現できないと考える方も少なくありません。
当然、感度も悪くなり「アジングには適さない」というイメージが強く、上級者ほど2ピースロッドを選ぶ傾向がみられます。
しかし、最近のパックロッドは製造技術の発達により、恐ろしく進化しており、アジングにも使えることが分かります。
ここから先はサーティーフォーの「Advancement(BCR-56)」を例に挙げて説明しますので、アジングをイメージしながら読んでみてください。
まず、100gの不可を掛けたときの曲がりですが、ソリッド部分だけが素直に曲がっています。
コンっという反共感度、ジグ単に重みが掛かる荷重感度が出ていることが分かります。
さらに負荷を掛けていくと、ティップからベリーまできれいに曲がりますが、バット部分は曲がりません。
アジングを楽しむ方が好む先調子に仕上げられており、クッション性を残しながらもパワーを生かしてファイトできることが分かります。
こういうパックロッドは、手首を返すだけでフッキングできるレスポンスを兼ね備えているため、上級者でも不満がでません。
ダイワの「月下美人 MX モバイル(610L-S-5)」などもミドルモデルでありながらアジングに使える性能を満たしています。
「パックロッドはアジングに適さない」という概念を覆すロッドが手に入る時代になりました。
パックロッドが上級者の求める感度を実現できる理由

アジング上級者はロッドに関する知識が豊富ですので、継ぎ数が多いほど感度が落ちることを知っています。
しかし、ロッドメーカーは「感度は共振波数に依存する」と、さらに一歩踏み込んだ考えでロッドを設計。
継数が増えても共振周波数が一致した素材と設計ならアジングに求められる感度を実現できると言い切っています。
逆に感度がよい素材をつなぎ合わせても、共振周波数が違えば振動が逆に減衰してしまうので、感度の高いパックロッドは作れません。
実際に、共振波数を計算して作られたハイエンドなアジング用パックロッドは、しっかり反共感度が出ています。
何も言わずに渡されると、パックロッドだと気付かないクオリティのロッドも増えてきました。
上級者向けのハイエンドなアジング用パックロッドの選び方

マニアックなメーカーも候補に挙げる
ダイワやシマノもアジングに使えるパックロッドを販売していますが、最高峰のロッドは2ピースです。
規模が大きいメーカーほど、製造ロットが大きくなるので、主流とはいえないパックロッドにハイエンドな位置付けをしない傾向がみられます。
そのため、メーカーにこだわりのある方は、ミドルモデルから選ぶしかありません。
一方、規模の小さいメーカーは小ロット生産が可能ですので、ハイエンドなアジング用パックロッドを販売しています。
たとえば、「怪魚」「海外」のイメージが強いモンスターキスやマニアックなゴーフィッシュなどのメーカーも候補に挙げることが大事です。
トラウトロッドも含めて探す
アジング以外の釣りジャンルでも携帯性に優れ収納場所が限られる住宅事情にあったパックロッドが人気を集めています。
しかし、「パックロッドは実釣性能が低い」というイメージが払拭されていないのも事実です。
特に軽さと感度が求められるアジングロドに関しては、特にこの傾向が強くみられるので、商品数は決して多いといえません。
そのため、多くのパックロッドが販売されているトラウトロッドも含めて探すことをおすすめします。
柔らかいトラウトロッドは、アジングロッドと真逆のロッドですが、十分アジングにも使えます。
実際、ライトゲームの中からアジングロッドが細分化される前は、トラウトロッドを使う方も多く見かけました。
トラウトロッドでアジングすると、鋭敏なアタリを感じることは難しいですが、柔軟性が高いので口切れによるバラシが軽減されます。
多少ドラグ設定をミスっても、安心してファイトできる点がメリットです。
また、見た目もアジングロッドに比べてかっこよく、テンリュウの「レイズ インテグラル(RZI484S-UL)」は天然木を使ったナチュラルなデザインが保有する喜びを与えてくれます。
3~5gのルアーを投げられるパックロッドを選ぶ
せっかくパックロッドを購入するなら、携帯して様々な場所へ持ち出さないともったいないというのが私の考えです。
出張先で時間が空き、海に立ち寄ったら爆釣・・・というシーンに出くわした方も多いはずです。
何が釣れている方は、場所次第ですので、3g以上のルアーを投げられる汎用性の高さにも注目してロッドを選ぶことが大事です。
ジグ単でアジを狙ったり、小さいプラグでカマスやメッキを狙ったり、秋ならハゼクラを楽しむこともできます。
こういう考えなら、普段は2ピースのアジングロッドを使用している方でも、パックロッドを追加する価値が感じられるはず。
腕のある上級者なら、限られたルアーだけ持ち出しても、十分釣りが成立します。
ハイエンドなアジング用パックロッドおすすめ5選
軽くて感度抜群のハイエンドなアジング用パックロッドをご紹介します。
特にサーティーフォーの「Advancement(BCR-56)」は、アジング専門メーカーの意地が作り出した最高のロッド。
上級者でもパックロッドとは気付かないほど、完成度の高い仕上がりです。
【サーティーフォー】Advancement(BCR-56)
パックロッドとは思えないほど完成度が高い!
これまでのパックロッドの常識を覆したサーティ-フォー初の4本継ぎロッドです。
まるで1ピースロッドのようなスムーズな曲がり、感度、そして軽さは唯一無二の存在。
普通に何も言わず渡されると、4本継ぎのロッドだと分からないほど完成度が高く、上級者でも不満なく使えます。
ティップがF-Tune譲りなので手元に感じるアタリだけでなく目感度にも優れている点がおすすめのポイントです。
ジグ単専用ロッドですが、MAX3gまで投げられるので、様々な釣り場に持ち出して使い倒せる点もおすすめのポイントです。
【ダイワ】月下美人 MX モバイル(610L-S-5)
ボートアジングにもおすすめの操作性が高いパックロッド
ミドルモデルのパックロッドですが、5本継ぎとは思えない軽さ・操作性の高さを実現しました。
幅広いルアーウエイトを扱えるよう、張りと粘りを調整しており、「月下美人 MX」よりも汎用性が高い仕上がりとなっています。
陸っぱりのアジングロッドとして認知されていますが、ボートアジングにも最適。
3gを超えるジグ単を思いのまま操作できるので、潮の流れが早いディープエリアも攻略できます。
【テンリュウ】レイズ インテグラル(RZI484S-UL)
上級者も満足できるおしゃれなロッド
天然ウッドと西陣織カーボンパイプの融合がとてもかっこいいネイティブトラウト用のロッドです。
パッツン系のアジングロッドとは真逆の性能ですが、小さいアジでもバットまで曲げてファイトできるため単純に面白い。
感度という点ではアジングロッドに勝てませんが、繊細なハイエンドモデルですので、上級者ならカバーできるはず。
私はラインの変化もチェックしながらアタリを取って掛けにいくスリリングなアジングを楽しんでいます。
【モンスターキス】Shinkirow LIGHT-CRUISE(58ULS)
尺アジにも負けないパワー自慢のパックロッド
「怪魚」「海外」のイメージが定着しているモンスターキスですが、「Shinkirow」のテーマは地元の海。
ライトゲームを想定しており、アジングにベストマッチする仕上がりとなっています。
軽量なジグ単を使用しても荷重変化が感じられるソリッドティップを搭載しているため、ジグ単の存在を見失いません。
ベリーからバットはパワーを重視しているため、尺アジを掛けても落ち着いて対応できます。
【ゴーフィッシュ】kamometrail(KT-50ul ajing)
港湾アジング専用のパックロッド
繊細なソリッドティップとマイクロガイドを搭載した「kamometrail」のアジング専用パックロッドです。
可愛いカモメのデザインと黄色のカラーリングからは想像もできない本気度の高い仕上がりです。
上級者が好むパリッとした先調子のアジングロッドですので、反響感度も文句なし。
1000番リールをセットしたときにバランスも最高で、先重り感も全くありません。
パックロッドは重いという概念を完全に覆すロッドですので、操作性にこだわる方にもおすすめします。
まとめ
パックロッドは、重くて感度が悪いというイメージを持つ方も多いのですが、決してそんなことはありません。
特にハイエンドなロッドは上級者が使用しても満足できる仕上がりとなっています。
自転車やバイクで釣りに出掛ける方、自宅の収納場所が限られる方は、ぜひパックロッドの購入をご検討ください。
