釣り具2大メーカーの1つであるシマノは、自転車パーツでも世界的に有名な会社です。
リールの品質にも通じるところがあり、トラブルレスで巻き心地のよさに定評があります。
名機ステラをはじめとする豊富なラインナップも強みであり、アジングに最適なリールも多く販売しています。
そこでこの記事では、失敗しないシマノのアジング用リールの選び方について解説。
おすすめのリールもご紹介しますので、ぜひ自分に合った1台をお選びください。
シマノのリールが持つ強みは巻き心地のよさ

シマノは自転車のパーツ会社としても有名で、その品質の高さは世界が認めるほどです。
この技術力と品質はリールのギアにも生かされており、ワンランク上の「巻き心地」「力」「感度」を実現。
金属の塊を約200トンもの力で圧縮することでギアを生成し、ミクロン単位の精密な設計を行っています。
ライバルであるダイワも「マシンカットタフデジギア」で対抗していますが、シマノの方が上と評価する方も少なくありません。
私はダイワ党ですが、ステラとソルティガを比較すると、やはり巻き心地に関してはステラの方が断然上だと感じています。
アジングは移動距離の少ないアプローチがメインで、ラインスラックの回収のためリールを巻きます。
そのため、巻き心地はあまり関係ないともいわれますが、バチパターンではただ巻きのアプローチで食わせることも。
何よりノイズの少ないリールは潮のわずかな変化も捉えやすく、巻いているだけでも満足できます。
そのため、シマノの強みはアジングでもしっかり生かされると考えて間違いありません。
失敗しないシマノのアジング用リール選び

蜜巻きの必要性
シマノが販売しているアジング用リールの上位機種には「インフィニティループ」と呼ばれる蜜巻き機能が搭載されています。
リールを巻き上げる際にスプールがゆっくりと上下に動くことで、より密にラインを巻き取る機能です。
この蜜巻きは好き嫌いが別れる機能ですので、シマノのアジングリールを検討する場合は1番に必要性を考えるべき機能です。
「適正ライン選択」「適正な糸巻き量」「フェザリング」ができる方ならトラブルもなく蜜巻きの恩地を得られます。
キャストフィーリングも最高ですし、ドラグも蜜巻きの方がラインの放出は安定します。
ただし、初心者はフェザリングから覚えることになるので、あえて蜜巻きを外す選択も大事。
ライントラブルを気にせずラインスラックを回収して、テンション管理に気を使う方がアジングは上達します。
そのため、中級者以上は蜜巻き、初心者は蜜巻きを外すという視点でリールを選ぶのがよいでしょう。
高ければよいというものではない
シマノで最も高いアジング用リールはステラ、2番目に高いリールはヴァンキッシュです。
総合的な性能は値段に比例するため、ヴァンキッシュよりもステラの方が上です。
ただし、巻く動作と止める動作が自由自在という点だけ見れば、軽量化・低慣性化を実現したヴァンキッシュの方が優れています。
アジングは巻き続けることよりも、ラインスラックを回収することの方が多いため、私はヴァンキッシュで十分だと感じました。
ローギアを選ぶことの多いアジングですが、やはり低慣性化に力を入れたリールは扱いやすく、軽量なジグ単を思い通りに操作できます。
軽さとタックルバランスを考えて選ぶ
軽いリールの方が疲れにくいイメージを持ちますが、実はタックルバランス次第です。
6ft前後の安いアッジングロッドを使っている方は、やや重いリールの方が先重り感はなくなり扱いやすいと感じます。
ショートロッドを使っている方は、軽さ重視で選びタックル重量を可能な限り軽くすることが大事。
可能ならば、実際にロッドとリールを組み合わせて、できるだけ手元に重心がくるタックルに仕上げるとよいでしょう。
ハイレスポンスドラグは扱いが難しい
私がダイワ党であることも関係していますが、シマノのリールが嫌いな理由は「ハイレスポンスドラグ」を搭載している点です。
もちろん、性能が高くメリットに感じてアジングを楽しんでいる方がいるのも事実ですが、私には苦い経験が・・・。
釣り場に着いてリールを忘れてきたという失態を犯した日に友人から「ソアレXR」を借りました。
いつも通りドラグを調整して20cmクラスのアジを掛けたのですが、ドラグが止まらない・・・。
バラすので締めるを繰り返しアジを足元まで寄せると、今度はロッドが曲がりきっているのにラインは出ない。
思わず「ロッドが折れるわ」と叫んでしまうほど怖い体験をしたので、「ハイレスポンスドラグ」は嫌いです。
嫌いと言うよりも、どういう調整をしたらよいのかイマイチ分からないので、扱いが難しいと理解してください。
細かいドラグ調整が苦手な方は、「ハイレスポンスドラグ」を搭載していないリールを選ぶのもありでしょう。
番手は500~2000番
500番リールはショートロッドとの組み合わせに最適な番手ですが、同じモデル内で性能を犠牲にして軽さに振ったモデルです。
タックル重量にこだわりを持つ方にはおすすめの番手ですが、一般的には1000番、ライトゲーム全般を楽しむ場合は2000番がおすすめ。
フロート・キャロを使って遠投する方は、2000番を選べば間違いありません。
私はタックル重量よりもリールの使いやすさを重視するので、ソアレXRの500SPG(135g)よりもヴァンキッシュの1000SSPG(140g)を選びます。
この辺りは釣り人の考え方によっても変わってきますが、ジグ単オンリーの釣りなら1000番で問題ありません。
シマノのアジング用リールおすすめ5選
【シマノ】ステラ(1000SSPG)
シマノ党ならいつかは手にしてみたい憧れのリール
釣り人なら1度は手にしてみたいと憧れる高級リールの代名詞ステラは、名実とも最強のリールです。
シャロースプール×パワーギアという組み合わせは、エステルラインや極細PEを使用するアジングにベストマッチ。
純正では最短となる35mmハンドルを組み合わせた点も、素晴らしいと感激しました。
追従性の高いドラグ性能も、アジングにおいては強い武器となるでしょう。
ただし、私は巻出しが軽く止めやすいヴァンキッシュの方がリフト&フォールのアプローチには適していると感じました。
【シマノ】ヴァンキッシュ(1000SSSPG)
繊細さを武器にできる最高のリール
巻く動作、止める動作が自由自在で、感覚的なズレのないリニアな操作感が味わえるリールです。
繊細さという点ではステラを超えており、ルアーの移動距離が短いアジングにはこちらの方が適しています。
バチパターンのように1g以下のジグヘッドをデッドスローに巻くシーンでも大活躍します。
あくまでも個人的な意見となりますが、アジングならヴァンキッシュが1番、ステラは2番です。
【シマノ】ソアレ XR(500SPG)
アンチマグシールドの方におすすめのリール
ダイワのマグシールド搭載リールが苦手な方なら、間違いなく気に入る軽快な巻き心地が強みのリールです。
ステラやヴァンキッシュといった高級機種と比較すると微妙なノイズが気になりますが、価格を考えれば妥協できるレベルです。
自重も十分軽いため、5ft以下のショートロッドと組み合わせると、ワンランク上の操作性を体感できます。
巻き感だけならヴァンフォードよりもソアレと感じるほどの仕上がりですので、中級者なら買って後悔はないでしょう。
【シマノ】ソアレ BB(C2000SSPG)
アジングデビューにおすすめのリール
エントリークラスのリールとしては、十分軽くデザインもかっこいいのでアジングデビューにおすすめです。
「ミラベル」と違ってマイクロモジュールギアを搭載しているので、ノイズの少ない巻き心地を体感できます。
1万円代のリールがここまで進化しているとは思ってもいなかったので、はじめて手にしたときは驚きました。
難点はラインローラーの回転が悪いことですので、自己責任となりますがグリスを抜いてオイルに変えるのもいいでしょう。
【シマノ】ヴァンフォード(C2000S)
ライトゲーム全般を楽しむならこの1台!
自重は155gと十分な軽さを実現しており、後方重心に仕上げられているためか実際に使用すると数字以上に軽く感じます。
エステルライン2lbとジグ単0.4gを組み合わせて使いましたが、ライントラブルもなく使いやすい印象を受けました。
2000番はショートロッドに組み合わせると、、流石に大きく感じるので6ft前後のアジングロッドを使う方におすすめ。
剛性も高いリールですので、ライトゲーム全般を楽しむ目的なら間違いなく買いです。
まとめ
シマノ党の方は「いつかはステラ」という強い憧れを持っているのですが、アジングはソアレシリーズでも十分です。
もちろん、お金に余裕がある方はステラやヴァンキッシュを選ぶ方がよいのは言うまでもありません。
しかし、シマノのリールは非常に性能が高いため、ミドルクラスでも十分満足できるでしょう。
